韓国水道物語  by 福山の水道屋さん 2007/10
今回は、縁あって韓国ソウルへ行って
きました。岡山空港から1時間30分
足らず。本当に隣の国という感じですね
以前一度行った時は、金浦空港でしたが
今回は、インチョン国際空港ですね。
いやー りっぱな空港ですね。それに
空港入っても キムチ臭さが、ないねー。
以前の金浦空港は、降りたとたん すごい
臭いじゃったが、、(でも それが、韓国
らしかったがね)
さーて 出国検査も終わり 一息ついたら
トイレ、トイレへ
おーと今回はっじめてのトイレですわ。
自動センサー付小便器です。さすが 国際
空港に恥じない 施設です。
品名は、DAELIMと書いてあったが、
結構 ちょくちょく見かけたメーカー名です。
洋風便器は、壁付サイホン形便器です。
便座は、普通便座。
清掃もさすが よく行き届いています。
これは、ペーパーホルダーです。
ちょっと 変わってます。このタイプの
ペーパーホルダーは、以後よく見かけました
日本で 見かけるようなものは、あんまり
見なかったです。
バスは、空港より市内へ、
いやー車が、多いです。韓国の人口
4900万程 そのうちソウルに1100万
1/4弱が、ソウルにいるのだから無理
ないかも。朝晩は、すごい沈滞です。
運転も 結構荒っぽい運転です。最近は
道路中央にバスレーンが、徹底していて私達の
ようなバスの乗客にとっては、スイスイ。
ありがたかったでーす。

こちらは、景福宮
朝鮮王朝を建国した李成桂によって
1395年に建てられた最初の正宮です
廻りのビル郡と好対照です。
12万6千坪という広大な敷地に200棟を
超える殿閣が あり栄華をきわめましたが
壬辰の乱(文禄、慶長の乱1598)により
焼失しました。
現在は、王の即位などが、行われた
勤政殿、迎賓館の役目だった慶会楼が、
今なお残されています。観光客もたくさん
来てました。。
ちょっと 珍しい瓦の上の 装飾です。
先頭に 三蔵法師、その後ろに
かわいい 猿たちが、並んでいます。
当時の伝統的衣装でしょうか
タイムスリップしたような感じです。
うしろの山の近くには、大統領官邸の
青瓦台が、あります。
こちらの山は、この写真のように 山はだ
が、見えるものが、多いですね。
京福宮内で見かけたゴミ箱です。
日本と同様 分別が、徹底されてます
どこも 一緒じゃねー。

さてさて 車中より町並みを見ながら
ホテルへ。ソウルは、土地が不足してま
すから 高層マンションが、乱立してます
高級マンションでは、坪400万程、日本で
いう100m2マンションなら 1億2000万
でも 買う人は、おるんよねー。。。
さーてホテルへ。。ホテルは、ミレニアム
ヒルトン ホテル。こちらで言えば
3〜4星なんでしょうかね。
部屋へはいって まずバスルームへ
トイレは、サイホン式便器 
築20年ほどは、いってるかな。ちょっと
古い感じかな。。
だいぶ使い込んだ ロータンク内部金具
です。現在の節水型ロータンクと違って
水は、たっぷりはいりますよー。
化粧スペースは、さすがに広いです。
アンダーカウンター式洗面器に
シングルレバー水栓 水と湯もしっかり
でますよ。ただ ここでは、歯ブラシと
シャンプーは、有料で部屋の別の所へ
おいてありました。日本のようにいたれり
つくせりとは、いきません。
浴槽内です。上部にシャワーヘッドが、
あります。風呂の大きさは、1650ほど
あったので ゆっっくり湯船につかると
思わず、湯船にドボン。これ ホンマです。
でも広い浴槽は、気持ちええです。
1階ロビーの男子便所です。
小便器は、センサー式フラッシュです。
このあたりは、当然ですか。
ただ 小便器の高さは、すこし高いかな
(それとも、私の足が短いんかいな?)
洗面スペースです。
6連カウンターにシングルレバー水栓
自動水栓では、ないんです。旅行中
洗面の自動水栓は、私は、見かけんかった
です。ハイ。。
ホテルを出て食事へ、、
近くには、240mのソウルタワー
タワー付近は、南山公園となっていて
市民の憩いの場所。夜は、デートスポット

それとタワーの便所が、有名なんじゃと
私は、見れんかったので残念、)
食事は、名物カルビです。こちらで食べる
カルビは、また格別です。ビールも進みます
ただ こちらのビールは、あんまり冷えて
ません。なんでか、わからんが どこへ
行っても あんまり冷えてなかったなー。
ただ
入ると、出るのが、人間の習性。ハイそうです
見ての小便器。給水管が、微妙なまがり
これも 大陸のおおらかな国民性ですか?
どんだけーー?
洗面器は、自立型タイプのシングルレバー
水栓。右側にクリーンドライは、ありました
こちらは、土産もの屋さんのトイレです。
珍しく ブルーの色合いです。こちらでは
ホワイト系の色が、ほとんどです。
同じく洋風便器です。便器は、旧型の
サイホン式便器です。
こちらもよく見かけたペーパーホルダー
お国柄とは、言えおもしろいです。
ところ変わって
こちらは、青磁器を作っている 工房を
尋ねました。とっても 細かい作業を
されてましたね。私には、とっても
無理です。
青磁器を焼き上げる釜です。下から順番に
焼き上げる 登り釜といいます。
最高1200度ほどに 温度が、上がるそうです
工房横のトイレです。なぜか、ペーパー
ホルダーは、ありません。
こちらは、洗面カウンターです。小便器は、
色違いのホワイトで、微妙な給水管の曲がりが
気になります。
さーてホテルへ帰って休みますか
そうじゃ コンビニでビールを買って
帰ろうかな。立ち寄ったセブンイレブンで
アサヒ スーパードライ(あるんですね)と
つまみを物色しとると 見覚えの有る
お菓子が??? きのこの山とおっとっとと
のパクリでは、ありませんか。味は、日本と
同じ味です。けっして キムチ味では、
ありませーん。
きょうの自由行動のメインは、戦争記念館です
この建物は、1994年に開館。韓国の戦争の
歴史や軍について9000点余りの展示資料
1万9千坪の広大な敷地。なかなか 観光コース
には、入りませんが 一見の価値が、あります
(間違い ありましぇーん)
最低2時間は、とってゆっくり見て欲しい所ですね
今日は、何か式典でしょうか。
朝から 大勢のスタッフが、準備をしてます
まだ 9:30じゃが、皆真剣に練習してますよ
入口へ入る左右には、朝鮮戦争、ベトナム
で、戦死した各国の戦没者の名前が年代順
国別順に刻まれています。壮厳なき持ちを
いだいて 入場口へ、、、
時代区分は、先史、三国時代、高麗
朝鮮、大韓民国など 近世の外国について
の展示もあり 写真のように 当時の服装
大砲、武器なども多数展示されてます
こちらは、朝鮮戦争時の市民の生活ぶりです
あまり 史実を知らない私達にとって おおいに
勉強になりますね。それにしても 大変だった
んですね。
もちろん、日本と韓国が、戦った悲しい
時代も ありました。写真は、 その当時の
様子です。鎧は、秀吉時代の朝鮮出兵の
時のものでしょうかね。
広大なスペースに展示されていた 亀甲船です
400年ほどまえに建造された 戦艦で、側面に
大砲、上部には、大きなトゲのような突起が、
ついた鉄板を張った木造戦艦。劣勢だった
秀吉との戦いで勝利した 偉大な戦艦と説明
されてました。
こちらは、第二次大戦終了時の降伏文書に
サインした昭和天皇の印です。
このほか 膨大な展示物のほか スクリーン
による映像が、たくさんあってくっわしく
説明されてます。早い時間なら 日本語訳
が あるんでよくわかります。
そうです、私達は、朝一番9:30に入ったんですが、
10:00過ぎより バスが、来るは、来るは、
ちょうど旅行シーズン、遠足、そのほとんどは、韓国
の小学生、中学生、なかには、幼稚園。。
その多さに、圧倒されます。ホンマニ
こういう施設は、なかなか日本じゃ建てられんと
思いますし できたとしてもここまで子供らが、
引率されてくるんじゃろうか?ちょっと考えさせる
問題ですね(珍しく 真剣な水道屋さん)
朝しっかりホテルで バイキングを食べたんで
ハイ、そうです トイレです。ハイ
洗面カウンターは、贅沢な石張りですね
はめ込み洗面器にシングルレバー水栓
右側には、クリーンドライが、見えます。
同じく 隣接していた 障害者用スペースです
築13年なんで 日本の同施設に比べると
すこし 野暮ったいですね。そろそろ改造しても
ええじゃないかな?(いらん 世話じゃ)
こちらも クリーンドライです。
右側は、タオルを吊るすタオル掛けでしょうか
外に出ると 実際の兵器が、たくさん展示されてます
朝鮮戦争にて使用された ジェット機でしょうかね
こちらは、ミサイル砲や対空砲です。
目の前で みるのは、初めてですが
迫力ありますよ。
じっさいの戦車ですね。字のごとく まじかで見ると
本当に 戦う車 まさに鉄の塊のようです。
先ほどの こどもたちも歓声をあげて 見てましたが
それ以上に、平和の尊さを学んで欲しいです。
帰る頃には、つぎの団体旅行の学生が、
たくさん来てます。バスも相変わらず
続々とやってきます。
駆け足での 韓国旅行でしたが トイレひとつを
とっても いろいろあって おもしろかったですね
機会 あれば また行きたいもんです。