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水にまつわるお話

2020-06-28更新

TOTO ミュージアムへようこそ・その1

2019/11/23、福岡県北九州小倉のTOTO ミュージアムへ行ってきました。


TOTOは、2017年創業100周年を迎えました。(2017/5/15.)
まだ下水道も整備されていない時代に健康で文化的な生活の実現を願い、水洗便器をはじめとする衛生陶器の製造に着手しました。創業時の精神、歴史を正しく受け継いで行く事が大事と考え、創業の地小倉の本社工場の横に創立100周年記念事業として「TOTOミュージアム」が開設されました。(2015/8/28 オープン)
鹿島建設によるこの建物は、大地を潤す水をイメージしたフォルムをまとっています。

TOTOの歩み

・1876年森村市左衛門が、森村組を創立
・白色硬質陶器の製造を目的に日本陶器を創立
・日本陶器から衛生陶器の製造を目的として東洋陶器を分離独立させる。
「原料の入手先の天草、対馬、朝鮮半島が近い」、「燃料となる石炭を生産する炭豊炭田が近い」、「製品を輸出する際の積み出し港である門司港が近い」という理由で小倉が選ばれました。

森村グループ(世界最大のセラミックスグループ)

・TOTO 衛生陶器
・日本特殊陶業スパークプラグ
・日本ガイシガイシ(碍子)
・ノリタケカンパニー洋食器
それぞれが、業界1位(一業一社初代社長は、大倉和親です。若干29才で社長に就任し、工場建設の責任者として、事業を推進しました。衛生陶器を製造し始めたころは、下水道もほとんど普及していませんから、国内の需要は、わずかでした。(ほとんど0に等しいと思います。)その為、洋食器、花瓶、装飾品などを生産して会社を支えていました。この事業は、1970年まであったそうです。

「TOTOさんが、お皿つくり?」

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